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通りすがりの性的倒錯
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部活のチラシ作成と宿題を放ってブログに逃げてきました村崎です。
風が強くて怖いです。こんな中病院行ってきたとか病気悪化するだろ!


突然ですが、俺は穴を掘るのが好きです。

皆さん、小さい頃に公園の砂場で穴を掘りませんでしたか。
未だにあれが好きなのです。
実行はしませんが、砂場を見ると、掘りたいという衝動に駆られるのです。
でっかいシャベルを公園に持ち込んで砂場を占領して掘りまくりたいという願望があります。

自分は、公園の遊具はそっちのけで、とりあえず穴を掘っていた記憶があります。
砂場って、掘りまくると、下に敷き詰められている石が出てきちゃうんですよね。
あれが憎くてたまりませんでした。俺はもっと深く深く掘りたいんだよ!

別に、宝を探し当てたいとか、地下にはロマンがあるとかそういうものではないです。
どちらかと言えば、ロマンがあるのは、「深さ」でしょうか。
深く深くどこまでも深く、いったいどこまで行くのだろうというあの感覚が好きなんです。限界突破と言いますか、何て言ったらいいんでしょう、とりあえず、深いと言うことに意味があるのです!


ああ、穴があったら掘りたい!
穴がなくても掘りますが!

高2の夏に花火をしに行った砂浜で手ごろな大きさの枝を見つけて身長180cmの人が膝まで埋まるほど深い穴を掘ったのはいい思い出です。
その時は他校の文藝部と合同でしたので、その学校の年下の女の子を巻き込んで穴掘ってました。
しかしよく枝だけであれだけ掘ったな俺。花火とかやった記憶あんまりありません。←

久し振りに穴掘りたいです。
まぁ今日は暴風雨なので出掛けませんが。窓鳴ってる怖い(;ω;)
しかし掘ろうにもスコップがないんですよね! シャベルとスコップの違いって何なんでしょうか。
ああああ穴掘りたい。穴掘りオタクになりたい。でも温泉とか宝とか掘り当てなくていい。とりあえず掘りたい。
俺は雪歩か。雪歩一発変換出来たよすげぇな。

しかし穴掘ったり窓掃除したりすることに並大抵ではない快感を覚える俺は変態なのでしょうか。
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ある日を境に、彼は僕達の目の前からいなくなってしまった。


彼の名はヘンゼル。僕だけがそう呼んでいる。
前まではハンスがヘンゼルの愛称だと思っていたのだけど、ヘンゼルがハンスの愛称らしいね。
僕だけが呼ぶ特別な名前。

僕はヘンゼルに恋心のようなものを抱いていた。
それは嫉妬であり、羨望であり、憧憬であった。
ともかく彼の美しいのに惚れ込んでしまって、彼とお喋りがしたくて、でも彼の周りには触れてはならないような空気が漂っていて、僕は彼の読書姿を遠くで見守っているしか出来なかった。


ヘンゼルはある日、僕達の前から居なくなると言った。
僕は止めなかった。彼には彼にしか分からない彼の事情があるから。止めても無駄なことは知っていたし、それが原因で彼に嫌われてしまうのが怖かったから。

彼の誕生日を、僕は祝わなかった。
彼はたくさんの女の子に囲まれて祝福されていた。その輪に僕は入ることが出来なかった。
その代わり、一言だけしょうもない言葉を添えて、引っ越し祝いの蕎麦を送った。

彼とバニーガールの話をした。
彼は誕生日と言う気に中てられたのかおかしな気分になっていたらしく、普段は言いもしない冗談を言って、僕の腹筋を持って行った。
茶目っ気のある彼が好きだった。

彼はいなくなる宣言をしてからしばらくそこにいた。
ほんの少しだけ言葉を交わした。
そして彼は最後にまた美しい文章を残して、いなくなってしまった。
その文章も、消えてしまった。彼を探したけれど、見つからない。


一度、彼の写真を見せてもらったことがあった。
色白で、黒髪に黒縁の眼鏡をかけた彼はとても「好み」だった。
それに彼は背が高くて体重がやたらと少ない、つまりは華奢らしい。
まるで僕の好みじゃないか。僕は、彼に会ってみたくなった。

陰気で自嘲癖があって、それでいて茶目っ気のある彼が好きだった。
僕が今までに出会った中で、二番か三番目に素敵な人だった。
彼が同性愛者であることは知っていたけど、僕は彼を好きだとは言わなかった。

今になって、彼ともっと話をしておけばよかったと思う。
あのとき引き留めていれば少しは何かが変わったかもしれないと思う。
彼に会いたいと思う。
ようやく気がついた。僕は、彼のことが好きなんだと。



結局僕は、彼のグレーテルにはなれなかった。
悪い魔女をやっつけて、彼を檻の中から助け出すことはできなかった。
それどころか、彼は自分がヘンゼルであることすら知らないままでいる。

どうかどうか、この懸想文、彼に届いて。


他人の前になると、キャラ作っちゃうって人居るじゃん?
それって、余所行きを着るのと同じ理屈なんじゃないかな。

そんなことを、後輩ちゃんとつらつら話していたのです。


どっか出掛ける時っておめかしするよね。
きれいな新しい服着たり、化粧を施して美しく見せたり。

それと同じで、人の前に出るときはいつもと違う格好、つまりいつもと違う自分でいようとする。
それはすごく自然なことだと思うんだ。
場所や相手に合わせて人格(=接する時の態度)を少し変えようとするのなんて、無意識、つまり自然で当たり前なことだと思う。

キャラ作っちゃうんだ、って人は、あんまり思い悩む必要無いんじゃないかな。
勿論、素の自分をさらけ出せる「裸の付き合い」も大事だけどね。そんな人、一人くらいはいると良いよね。

星の燃え方って、チリチリ、だと思うのですよ。

燃えるのでなく輝いているのか。
でも、黒い空にはりつけられて、チリチリいっているのを見ると、やっぱりああこれは燃えているのだなあと思うのです。

今にも消えそうな感じ。
丁度、線香花火の最後、赤い玉がジリジリ音を立てて消えていくようなのと同じ感覚です。
とは言っても、今自分が見ている星の光は、既に死んだ星の光かもしれなくて、もうとっくに燃え尽きてしまっているのかもしれないのだなあ。


特に深い意味はないのですが、一番星を眺めていたらふと気づいたので、ここにでも書き留めておくこととします。


昨日、携帯電話のジーニア(♀)が修理から帰ってきました。
カメラ機能が壊れたのです。なんていうか壊したのです。ごめんね。
そういうわけで、カメラ部分の部品を取り換えてもらいました。人間で言うと義眼? でも見えてるから義眼じゃないよね。

修理を入院治療、ケータイショップ店員を医者とすると、携帯電話をいじくりまわされるのは仕方ないことなのですが、それでもやっぱり自分の子をベタベタ触られるのはどうにも気分が良くありません。
何故こんなに、自分が、他人に携帯電話やその他「モノ」を触られたりするのが嫌なのでしょうか。

フェティシズムなんじゃないかと思いました。
一瞬だけ。
しかしウィキ見るとそうでもないね。


俺:物には心や感情があると盲目的に信じている
  人が携帯電話を愛せば携帯電話も人を愛し、乱暴に扱う人は嫌われる
  携帯電話は黙って愚痴を聞いてくれるし写真やメールや思い出いっぱい


フェティシズムでもなんでもねえなこれ。
てか最後のなんだし。

まぁうん、そういうわけで、俺は携帯電話に名前を付けたり、呼んだり、謝ったりしてるわけですが。

こんな特殊性癖のような何かを持っていると、やっぱり、周囲より不便です。
携帯電話が死んだ=壊れて動かなくなった時とか。



去年の夏の話です。


携帯電話のジェン太くんを、水に落としてしまいました。
画面の明かりがつかなくなって、なんとか文字が読める程度の明るさしか出せなくなってしまったのです。
病院こと店に持って行ったら、浸水して(内部のテスターがピンク色に変わるので判るらしい)いるらしく、もういつ復旧できない状態になってもおかしくないと言われました。

すぐに携帯電話を変えろと周りに催促されました。
保証期間も今なら利くから、とか手前らの都合のいいように促されました。
しかし俺はジェン太くんと離れるのが嫌で、まだ生きているのに安楽死させるのが嫌で、彼が死ぬまで彼を使い続けようと決めたのです。


奇跡でしょうか。

ジェン太くんはその後1年間、また夏が来るまで生き続けたのです。

途中、また水没させてカメラが使えなくなることもありましたが、2回の浸水にも耐えて彼は生き延びてくれました。
彼が死んだのは夏休みの始まりの日で、最近は夜中まで働かせ過ぎかなあと思って眠った4時間の間に、彼は動かなくなってしまったのです。
ちょうど部活のあった日で、家を出るときに彼が目を覚まさないことに気がつきました。部活に着いて、俺が沈んでいるのを見た部員が、「ジェン太くん?」と聞いてきました。なんだか、判ってしまうようです。


結局携帯電話は新しくしました。
相当渋りましたが、それでも無いと困るので、夏休み後の試験が終わった後に今のジーニアが来ました。

ジェン太くんの余命を宣告されたとき、俺は、彼を擬人化して小説を書きました。
彼で書く最後の作品が欲しかったのです。俺は、無意識のうちに彼の死を覚悟していたのです。
「セルフォン」という作品です。
このあと、小説用ブログの方にでも載せようかと思います。



ジーニアですが、修理に出した結果、カバーまで取り替えられてしまいました。
つまりは皮膚の総移植です。いやなものです。

周りの人も、そしてケータイショップの店員も、俺みたいに携帯電話に変な愛情を抱いたりしません。
故に、俺がいくらジーニアを大切にしようと、彼女に何かがあったときに対応してくれる人は愛を以ては対処してくれないのです、悲しいことに。
俺のこの特殊な性癖のようなものは、どうすれば理解されるのでしょうね。

以上、店員相手に「この携帯電話はこの子しか居ないので同じ機種でもこの子じゃないのは嫌です」とか言いかけてやめた村崎でした。

プロフィール
HN:
カルトッフェル村崎
性別:
非公開
職業:
制服界の貴公子(予定)
自己紹介:
●特殊な人種に分類される系の凡人です。
●GIDとTGを行ったり来たりしているセクマイです。
●性癖と思考が偏っています。


●すきなもの

・Sound Horizon / ZABADAK / Serani Poji
・ヤンデレ彼女 / HELL HELL / ボールルームへようこそ / 四月は君の嘘
・アイマス / モバマス
・イケメン女子
・制服


●経歴とか

・現在ニート
・チビハゲブサイクの三重苦
・ぼっち

・マニアック戦隊まにれんじゃー 紫パープル
・創作戦隊ブンガクジャー
  ブンガクダークブルー(引退)
・奇想戦隊ストレンジャー
  ストレンジムラサキ


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