私には自我というものはないのでしょうか。

こんばんは、俺です。
いきなり私とか言い出したのは気分です。
一人称が不安定なのは精神が揺らいでいることの表れだと聞きましたが、どちらかというと自我をしっかり持てて居いないだけのような気もします。
というか俺の身の周りは女だろうが男だろうが一人称が「私」の人が多いので、周りに呑まれたのですかね。なんとも情けない。
そういったわけで、以下、一人称がふわふわしておりますが、あたくしとか言い出さない限りはブログが途中から村崎以外の者に乗っ取られていることはありませんのでご安心ください。


私は幼少より、他人に合わせることを苦手としてきました。
自分は自分以外の人間にはなり得ないのだから他人を理解することは不可能なのですが、それでも、一般人が集団意識のもと行動するのに対し、俺は単独行動を主として暮らしてきました。
他人の考えがまるで理解出来なかったのです。例えば世の中には人参を好きな人と嫌いな人がいて、彼らがお互いを理解出来ないのと同じように、感覚的な問題でしたのでどうしようもなかったのです。
私のアンチ集団意識は成長とともに悪化し、気付けば、流行に疎いどころかむしろ時代の逆流をゆく性格となっていました。今までで流行に乗ったものって、インフルエンザと新型うつくらいなものです。

ところが最近の私はどうにも付和雷同なのです。
集団や大衆に流されるようなことはないものの、人や文に大変な影響を受けるのです。
これは小さい頃から割とよくあったことなのですが、漫画のキャラクターに口調を移されます。一時期ひどく、今でも少し僕の言葉に影を落とす訛りは、ポケスペのサファイアちゃんが原因です。
僕はシンクロニー現象のいい標的です。少しでも好意を抱いた人の口調や口癖がすぐに移ってしまい、つい女言葉で喋り出しそうになったり、果ては俺の絵はシンプルさが売りだったのに他人の線の多い絵柄が移ってしまったりということもありました。

恐らく俺の一人称のふわふわはこれが半分くらい原因です。文章を読み返しながら打っているのですがふわふわですねえ。
長々と綴ってしまうと書いているうちに頭の中で主張が変わってきてしまいます。既に最初自分がなんの話をしようとしていたかも思い出せません。ブログ書くときにもプロットが必要なのでしょうか。
一度学校で小論文を書かされたことがあったのですが、見事に頭の悪そうな点数を取ってしまいました。曰く、スタンスがブレブレとのことです。主張がころころ変わるのが一因だと思います。


では何故私はこんなにもふわふわなのでしょうか。
自我はかなり強いつもりでした。自我と言うか我です。自分の考えがひたすら正しいと信じて疑いません。それ故に、少しでも相手の考えに欠損があると激しく非難します。
そのくせ付和雷同とはどういったことでしょうか。

恐らく、考え事に幅があるのです。
ある特定の事についてはものすごく深い考えを持っているのに、別の事柄については全くのちゃらんぽらんということが多々あります。専門性が高いといえば聞こえはいいような気もしますが、単に融通が利かないだけだと思われます。
ではどうすればいいのでしょうか。
考え事の幅をなくすには、色々なことに目を向ければいいのです。興味がないのはどうしようもないですが、我慢して目を向けた方がいいですね。
それから他人の意見も参考にすることですかね。先述の通り自分は他人にはなり得ませんから、ほぼ確実に新しい視点からの考えを自分の中に取り込むことが出来るのです。


はぁ。自己完結してしまいました。
ブログはチャットではないので自分の意見を述べるだけのものになってしまうのは避けられない命運のような気もしますが。レポートのように資料を引用して他者の意見も掲載した方がいいのでしょうか？
そこまで大したこと書いてあるブログじゃありませんが。ところで俺はレポートを書かなくてはなりません。忘れてました、というか忘れようとしていました、ごめんなさい。

結局一人称のふわふわを直す方法は思い浮かびませんでしたが、この記事、最後の方になると一人称が「俺」で統一されてくるのですよね。
考え事をしていると、自分が見えてくるのでしょうか。
見えているかも分からないのできっと見えていないのかもしれません。

なんという纏まりのなさ！
今度文化祭で出される部誌でボロが出ないようにしたいものです。