タイトルはいっそ無視して下さい。



制服カテゴリもっと書けと言われたので書きます。


ルーズソックスの話です。


教師達は、「ルーズソックスとはなんだ！ 汚らしい！」と言ってルーズソックスを嫌います。
まぁうちの学年主任はルーソ（ルーズソックス）を見て「え？ 古くない？」との感想を述べるだけでしたが。

俺もだらしない制服の着こなし方は嫌いです。だらしないからです。
しかし俺は教師ではありません。全ての制服を取り締まる義務も権利もありません。同じく制服を嫌う必要もありません。


ルーズソックスは、実は「文化」なのです。
では、ルーソ率の移り変わりを見てみよう！（なんだこのキャラ

1980年代後半　 ルーズソックスが生まれる
1996～2000年　圧倒的多数
2002年　　　　　　４割に激減
2003年　　　　　　紺ソの割合が過半数を超える
2004年　　　　　　ルーソ率１桁に凋落
現在　　　　　　　　ルーソ率、３％

おわかりいただけただろうか。
A.KBより遥かに世間を靡かせたルーズソックス。
それはもう「文化」と言って差し支えないだろう。


ルーズソックスが生まれたのは、ちょうど、バブルが崩壊した頃です。
バブル中、女子中高生達は自分の使い古した制服を「ブルセラショップ」に売り、自信は売春婦へと化していきました。

バブルが終わるころには、セーラー服を捨てた乙女達はもはや乙女ではなくなっていたのです。

少女達がガングロに茶髪金髪ミニスカルーソ、というみっともない格好をしたのは、バブルが終わって身も心も金の使い方も清めようとする大人たちへの反抗だったのです。
純潔を求めようとする大人達のやり方が気に食わず、不純になることによって抵抗を示したのです…………と、考える学者さんもいました。これはマジです。


そういうわけで、俺はファッションとしてはルーソを見ていませんが、少なくとも「文化」として見ています。
今現在、ルーソを着用している女子高生がどんな思いでそれを穿いているのかは知りませんが。



参考サイト様：
ルーズソックス（外人さんの作成したサイトです！）　http://xn--pckuabm4a2t9d.jp/index.html
サルでもわかるセーラー服入門　http://www.geocities.jp/kasai_syuji/index.html



ところで、ルーズソックスって、元々登山用の靴下だったんですよ。
知ってました？

俺はさっき知りました。