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デジモンフロンティアを観始めました。2回目です。いや幼少期に見てたらしいから3回目なのか。
前回は期末試験数日前に見始めるという馬鹿な真似をして、試験が終わって帰ってきたら途中までしか見てないってえのに動画が全部削除されていました。
ようつべで観てました。ほんとはいけないんだけどね。観たい気持ちが多大なる背徳感に勝ちました。
おととい(8/11の夜くらい)から観始めて、今さっき23話を見終えました。
個人的に、超絶ハイペースです。アニオタ様はアニメを観る能力に特化されてるからいいですが、村崎めはアニメなんぞたまーにしか観ないので、うっかり調子のってこういうことをすると体が持たないのです。
飯食ってる時と寝てる時以外はずっとヘッドフォンをつけていたので、相当聴力は落ちていると思われます。
よく考えると、最近流行の13話構成のアニメは一日で観られちゃうんですね。6時間半。
対してデジモンは50話構成ですから、通しで見るとしても25時間必要なわけです。
OPとEDと次回予告と「前回までのあらすじ」を飛ばして観てしまえば、24時間内に収まるでしょうか……。俺はOPもEDもきっちり抜かさず観たい派なので25時間要るのですが。
カードキャプターさくらの70話構成は最近の13話慣れしたオタクさんには鬼畜なんじゃないでしょうか。25話構成で慣らしてから50話構成に挑んでみて、大丈夫そうだったら70話に挑戦することをお勧めします。
何故このタイミングで見始めたかというと、デジモン好きな知人の影響です。
その知人はフロンティアではなく02推しなのですが、02に出てくるマミアル(マミーモン&アルケニモン)がとても好きで、マミアルがフロンティアに出ているという噂を聞いて、「いつマミアル出てくる?」と尋ねてきたのが始まりでした。
俺もマミアルは好きなのですが、俺は02にハマる前にフロンティアを観ていたので、フロンティアはマミアルの存在なんて知らずに観ていたのです。
そこで、インターネットで何話に出てくるかをざっと調べて、動画内をじっくり探して見つけ出そうと目論んでいました。つべの動画は削除されてしまっているし、海外版動画はOPが変なふうに改造されているのでいやでした。だから半分諦めかけていたのですが、なんと見つかりました。それなりに画質もよく、OPもEDも付いていて、大体の話が揃っているサイトでした。
そのあと、その動画の何分何秒(11話7分26秒)にマミアルが出てくるかを調べて、その知人さんに教えました。
で、気づいたら、観始めていました。
世界中が一丸となって熱狂するオリンピックには目もくれず、10年も前のアニメをえびせんべい片手に観る俺。
えびせんべい美味しいですよ。若干しけってますけど。
脚本と美術とその他云々の違いを特撮好きの方々は語りたがるので、真似してみようと思い、その回毎の作風と脚本家と美術と作画監督と演出をメモに取っているのですが、いやーまったくわかりませんね! さっぱりぽんです!
あと、源輝二というキャラクターがいるのですが、まあつまり俺の初代嫁なわけですが、その子がよく「落ちる」んですね。落下的な意味で。それで、いつどこで落ちたかをメモしています。暇人。23話まで観終わって、今のところ6回落ちています。初期の方は3話連続で落ちていたりしたのですが、誰かに「こいつ落下しすぎじゃね?」とでも指摘を受けたんじゃないでしょうかね。
やはり、デジモンフロンティア、俺の青春です。
観ててワクワクするんですよ。OPが始まった瞬間に、指の先から何かが駆けていくようにして肌が粟立つんです。
OPの輝二の格好よさと言ったら。いや和田の方の光司さんも素敵ですけど。デジフロは和田さん祭りです!
サビに入るときに泣きそうになります。感動してるわけじゃないんですけど、なんだか、胸の奥深くにある小さなツボを、裁縫針くらいの本当に小さい針でちくっと小突かれたような感じがするんです。ちょっとメロディが切ない感じもする?
もう輝二が本当に好きで好きで……。
輝二まだ11歳なんですけど、俺の11歳の時と、少し似ているような感じがするんですよ。似ているといっても、共通点がいくつかあるだけで、本質的にはまったく違うんですが。
協調性がなく無愛想で無表情、他人に厳しくスキンシップを嫌い、他人のことは「まぁ俺には関係ないし」と切り捨ててしまう。
主人公の拓也も協調性がないのはそうなんですが、彼の場合は「周りを見ずに勝手に突っ走っちゃう」タイプで、輝二の場合は「他人と関わりたくない」タイプなんです。俺は後者でした。
俺は自分がそういった性格なので輝二に対してこれっぽっちも嫌悪感は抱きませんでしたが、18歳になって冷静に考えてみると、輝二ってすごく嫌われる性格をしていたと思うんです。差し伸べてくれた手を振り払うような性格とでも言うんでしょうか。
その輝二がですね、話を重ねるごとに、主人公や仲間たちの心に触れて、自分の心を少しずつ開いていくんですよ。
今まで他人だった人間たちを「仲間」と認め、「お前」呼びから名前呼びに変わり、少しずつ、表情が優しくなっていくんです。最
初の方は格好つけた笑みしか浮かべなかったくせに(いやそういう笑い方はむしろ好物なんですが)、だんだん、にっこり微笑んだり、呆れたように笑ったり、声を上げてみんなと一緒に笑ったりするようになるんです。
それが嬉しいんですよ。無性に。最初は、輝二と自分を重ねて見たときに、自分と同じ境遇の子が笑えてるのが嬉しいのかなあと思ったんですけど、そうじゃなくて、これは、純粋に輝二が好きだから、好きな子が笑ってくれたから嬉しいんじゃないかと思います。うーん、我ながら気色悪い。
でも自分と輝二を重ねて見てしまうことは多々あります。
俺は、よく仲良くもない知人から「え、村崎って笑うんだ?」とのコメントを頂くのです。……いやいや俺かて笑いますわ、無愛想だからってそんな、どこをどう見てそうなるんだ、それは偏見ですよ、と思うのです。
でも俺は、最初無愛想で無表情な輝二が、21話あたりで声を出して笑っていたときに、「ああ、輝二が笑ってる」とふと思ってしまったのです。
ああ、これ俺、自分がされて嫌だったことを、輝二にしている。
輝二だって人間ですから、まだ5年生の男の子ですから、そりゃ笑いますよ。ですが、それをさも珍しいことのように、輝二は笑わないことが当たり前であるかのように思っていた自分がいることに気づいたのです。
なるほどこれが世間が抱く俺への感想か、と思うのと同時に、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。最初に見た笑わない輝二だけが輝二だと思い込んで、笑う輝二に対して違和感を覚えてしまった、輝二は笑ってはいけないのだとどこかで決めつけていた、それが、ひどく申し訳ない。
そんな自分を輝二と重ねて見るのは非常に愚かしいことですが。でも、俺はこの出来事を経験したとき、自分は少なくとも片足程度は彼と同じ境遇にいるな、と思ってしまったのです。
俺の恋愛は羨望から発生することが多いです。
まず、自分と似た境遇にいる人間を見つけ、慰め合いでも出来ればいいなあと思って近づき、近づいたところで相手の魅力に気づき、何故自分と似ているはずのこの人間にはこうも自分と違って優れているのかと羨望し、どういったわけかやがてその「自分にない部分」に惹かれて好きになってしまう、というパターンが多いです。二次元と三次元を合わせて5回くらいそれをやりました。
あっこの人なんか自分と似てる! 近づこう! 近づいて見てみたら似てるけどなんかちょっと違う! でもそこがいい! ちくしょう悔しい! 羨ましい! 好きだ!! といった感じのノリです。お分かりいただけただろうか。俺もよく分からない。
輝二好きになった理由なんて覚えてねーよ!!! 10年前だぞ!!! 10年前の出来事で鮮明に覚えてるのって九九くらいだぞ!!!!!
昔は、俺の頭の中にある、バンダナもみあげ少年は、「コウジ」だったんですよ。漢字表記を知らなかったから。
作中で一度だけ漢字表記が出たことはあるのですが、俺はなんでか知らんが12歳以前の記憶が殆どなく(多分物心ついてなかっただけだと思います節に一票)、デジモンシリーズの内容を殆ど覚えていないのです。唯一覚えていたのはコウジという名前と、どれだったかの作品で主人公が8月生まれのヒロインが5月生まれということだけ。ちなみにそれは拓也と泉ちゃんのことでした。
ほんとにデジモンの内容覚えてないんですよ。デジモンアドベンチャーに至ってはキャラクターだって半分くらい知らなかった。でも歌はわりと覚えてたんですよね。OPとEDと挿入歌と。最近になってデジモンを観始めるまでそれがデジモンの歌であることは知らなかったのですが。
あれから10年経って、ずっとコウジのことだけは格好いいと思っていて、最近になってまた観始めて改めて惚れ直して、漢字表記を知って、ああ俺もこんなに歳を取ってしまったのか、と思って一人で悲しくなっています。
輝二。輝二。輝二格好いいんですよ。
1話に、拓也とすれ違うシーンで、輝二の束ねた黒髪が風にそよぐ描写があるんですよ。あれが成せる小5生男子は彼だけだと思います。
2話の棒術のシーンはおかしいでしょう、あれは小学生じゃない。高いところから飛び降りて、その辺の金属棒をへし折って、それで敵をゲームキャラの如く薙ぎ払う……。現実味が全くありません。でも格好いいのでゆるします。
だめだこれ一話ずつ追っていくときりがない。
19話のハンバーガー回はただの萌えギャグアニメと化していましたね。輝二の殺人的に爽やかな笑顔が恐ろしいです。恐ろしく美しい顔とかそういうのでなく、恐ろしく怖いんです。だって、明らかに不味いであろう手作りのハンバーガー(殺人兵器)について、自信を持って熱く語ってるんですよ。恐ろしいですよ。俺はそんな輝二を見ながら腹抱えて笑いつつ恐怖に震えていました。
輝二についてしか語ってませんね。仕方ないじゃない好きなんだもの。10年越しの片思いを舐めてはいけない。
デジモンフロンティアは、他のデジモンシリーズに比べるとやはり不人気ですね。
「パートナーデジモンがいない」「人間がデジモンに進化するのが生理的に無理」という理由が多いそうです。あっちこっちのコメント欄がそんな言い草で荒れています。
あと、フロンティアを知らない、デジモンソングメドレーを聞いた人が輝二を見ると「え? 老けてる?」とだいたい驚きます。まぁあれは小学5年生の髪型じゃないし声じゃない。
「パートナーデジモンが戦っている間、人間の子らが見ているだけなのはおかしい」という意見があったからスピリット・エボリューションは生まれたようなものなのに、それを生理的に無理だ、と切り捨てられてしまうのは悲しい気がします。
現に、デジモンシリーズ最低視聴率を記録したフロンティアでデジモンシリーズはいったん幕を閉じて、日曜の朝の時間を他のアニメに譲ることとなります。その後しばらく経ってから新しいシリーズが始まりましたが、制作陣がガラッと変わったのもあって、フロンティア以上に不人気でした。
そりゃあ、パートナーデジモンがいたほうが盛り上がるでしょうけど、パートナーがいることがデジモンシリーズの定義ではないのです。醍醐味ではあったかもしれないけど。
俺はもともと異世界への冒険物・5人組体制が好きだったのもあって、フロンティアのお話がとても好きでした。冒険的要素は他のシリーズに比べると強いと思います。
パートナーデジモンがいなくなったことは確かに大きな損失かもしれませんが、そのぶん新しい魅力が増えているはずなんです。先ほど述べた冒険的要素ですとか、5人組体制ですとか、生き別れの双子が現れるという展開ですとか、おっといけねぇこれネタバレだ。
だから、パートナーがいないんなら観るのやめよう、じゃなくて、何話か観てみて、それでもまったく魅力を感じられなかったら観なくていいよ、と言いたいのです。フロンティアの片鱗しか知らない人には批判されたくない。それこそ先程述べた、「偏見」です。
それから、個人的には、お腐れの方々には引っかかってほしくないです。
べつに観るぶんには構わないのですが、いかんせんキャラが立った登場人物が多いので、キャラ萌えな方々にはあまり近寄ってほしくないというか、獣姦だの近親相姦だのホモセックスだの、品のない話に繋げてほしくないのです。
これだけ輝二について語っておきながらなんですか、キャラ萌えが過ぎる方々は、キャラばっかり見て作品全体を見ていないような気がするのです。そのキャラの出る回しか見ないだとか、そのキャラがボロボロのみっともない姿を晒していれば作品の内容はわりとどうでもいいですとか。そういうのがいやなんです。キャラクターたちに品のないことをさせて楽しむのが好きなくせに、この作品が大好きですって言ってほしくないです。これはデジモンフロンティアだけでなく、すべての創作作品について言えることですが。
仕方ないと言えばそうなんですよねー。声優に竹内順子さんですとか神谷さんですとか鈴村さんですとか小西さんですとか檜山さんですとかいらっしゃるので。まさしくオタクホイホイ。
最後のほう、ちょっと話がずれましたね。
この記事を書きはじめてから2時間が経ったので、そろそろ切り上げようと思います。
あと27話。
皆がずっと一緒にいられますように。
前回は期末試験数日前に見始めるという馬鹿な真似をして、試験が終わって帰ってきたら途中までしか見てないってえのに動画が全部削除されていました。
ようつべで観てました。ほんとはいけないんだけどね。観たい気持ちが多大なる背徳感に勝ちました。
おととい(8/11の夜くらい)から観始めて、今さっき23話を見終えました。
個人的に、超絶ハイペースです。アニオタ様はアニメを観る能力に特化されてるからいいですが、村崎めはアニメなんぞたまーにしか観ないので、うっかり調子のってこういうことをすると体が持たないのです。
飯食ってる時と寝てる時以外はずっとヘッドフォンをつけていたので、相当聴力は落ちていると思われます。
よく考えると、最近流行の13話構成のアニメは一日で観られちゃうんですね。6時間半。
対してデジモンは50話構成ですから、通しで見るとしても25時間必要なわけです。
OPとEDと次回予告と「前回までのあらすじ」を飛ばして観てしまえば、24時間内に収まるでしょうか……。俺はOPもEDもきっちり抜かさず観たい派なので25時間要るのですが。
カードキャプターさくらの70話構成は最近の13話慣れしたオタクさんには鬼畜なんじゃないでしょうか。25話構成で慣らしてから50話構成に挑んでみて、大丈夫そうだったら70話に挑戦することをお勧めします。
何故このタイミングで見始めたかというと、デジモン好きな知人の影響です。
その知人はフロンティアではなく02推しなのですが、02に出てくるマミアル(マミーモン&アルケニモン)がとても好きで、マミアルがフロンティアに出ているという噂を聞いて、「いつマミアル出てくる?」と尋ねてきたのが始まりでした。
俺もマミアルは好きなのですが、俺は02にハマる前にフロンティアを観ていたので、フロンティアはマミアルの存在なんて知らずに観ていたのです。
そこで、インターネットで何話に出てくるかをざっと調べて、動画内をじっくり探して見つけ出そうと目論んでいました。つべの動画は削除されてしまっているし、海外版動画はOPが変なふうに改造されているのでいやでした。だから半分諦めかけていたのですが、なんと見つかりました。それなりに画質もよく、OPもEDも付いていて、大体の話が揃っているサイトでした。
そのあと、その動画の何分何秒(11話7分26秒)にマミアルが出てくるかを調べて、その知人さんに教えました。
で、気づいたら、観始めていました。
世界中が一丸となって熱狂するオリンピックには目もくれず、10年も前のアニメをえびせんべい片手に観る俺。
えびせんべい美味しいですよ。若干しけってますけど。
脚本と美術とその他云々の違いを特撮好きの方々は語りたがるので、真似してみようと思い、その回毎の作風と脚本家と美術と作画監督と演出をメモに取っているのですが、いやーまったくわかりませんね! さっぱりぽんです!
あと、源輝二というキャラクターがいるのですが、まあつまり俺の初代嫁なわけですが、その子がよく「落ちる」んですね。落下的な意味で。それで、いつどこで落ちたかをメモしています。暇人。23話まで観終わって、今のところ6回落ちています。初期の方は3話連続で落ちていたりしたのですが、誰かに「こいつ落下しすぎじゃね?」とでも指摘を受けたんじゃないでしょうかね。
やはり、デジモンフロンティア、俺の青春です。
観ててワクワクするんですよ。OPが始まった瞬間に、指の先から何かが駆けていくようにして肌が粟立つんです。
OPの輝二の格好よさと言ったら。いや和田の方の光司さんも素敵ですけど。デジフロは和田さん祭りです!
サビに入るときに泣きそうになります。感動してるわけじゃないんですけど、なんだか、胸の奥深くにある小さなツボを、裁縫針くらいの本当に小さい針でちくっと小突かれたような感じがするんです。ちょっとメロディが切ない感じもする?
もう輝二が本当に好きで好きで……。
輝二まだ11歳なんですけど、俺の11歳の時と、少し似ているような感じがするんですよ。似ているといっても、共通点がいくつかあるだけで、本質的にはまったく違うんですが。
協調性がなく無愛想で無表情、他人に厳しくスキンシップを嫌い、他人のことは「まぁ俺には関係ないし」と切り捨ててしまう。
主人公の拓也も協調性がないのはそうなんですが、彼の場合は「周りを見ずに勝手に突っ走っちゃう」タイプで、輝二の場合は「他人と関わりたくない」タイプなんです。俺は後者でした。
俺は自分がそういった性格なので輝二に対してこれっぽっちも嫌悪感は抱きませんでしたが、18歳になって冷静に考えてみると、輝二ってすごく嫌われる性格をしていたと思うんです。差し伸べてくれた手を振り払うような性格とでも言うんでしょうか。
その輝二がですね、話を重ねるごとに、主人公や仲間たちの心に触れて、自分の心を少しずつ開いていくんですよ。
今まで他人だった人間たちを「仲間」と認め、「お前」呼びから名前呼びに変わり、少しずつ、表情が優しくなっていくんです。最
初の方は格好つけた笑みしか浮かべなかったくせに(いやそういう笑い方はむしろ好物なんですが)、だんだん、にっこり微笑んだり、呆れたように笑ったり、声を上げてみんなと一緒に笑ったりするようになるんです。
それが嬉しいんですよ。無性に。最初は、輝二と自分を重ねて見たときに、自分と同じ境遇の子が笑えてるのが嬉しいのかなあと思ったんですけど、そうじゃなくて、これは、純粋に輝二が好きだから、好きな子が笑ってくれたから嬉しいんじゃないかと思います。うーん、我ながら気色悪い。
でも自分と輝二を重ねて見てしまうことは多々あります。
俺は、よく仲良くもない知人から「え、村崎って笑うんだ?」とのコメントを頂くのです。……いやいや俺かて笑いますわ、無愛想だからってそんな、どこをどう見てそうなるんだ、それは偏見ですよ、と思うのです。
でも俺は、最初無愛想で無表情な輝二が、21話あたりで声を出して笑っていたときに、「ああ、輝二が笑ってる」とふと思ってしまったのです。
ああ、これ俺、自分がされて嫌だったことを、輝二にしている。
輝二だって人間ですから、まだ5年生の男の子ですから、そりゃ笑いますよ。ですが、それをさも珍しいことのように、輝二は笑わないことが当たり前であるかのように思っていた自分がいることに気づいたのです。
なるほどこれが世間が抱く俺への感想か、と思うのと同時に、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。最初に見た笑わない輝二だけが輝二だと思い込んで、笑う輝二に対して違和感を覚えてしまった、輝二は笑ってはいけないのだとどこかで決めつけていた、それが、ひどく申し訳ない。
そんな自分を輝二と重ねて見るのは非常に愚かしいことですが。でも、俺はこの出来事を経験したとき、自分は少なくとも片足程度は彼と同じ境遇にいるな、と思ってしまったのです。
俺の恋愛は羨望から発生することが多いです。
まず、自分と似た境遇にいる人間を見つけ、慰め合いでも出来ればいいなあと思って近づき、近づいたところで相手の魅力に気づき、何故自分と似ているはずのこの人間にはこうも自分と違って優れているのかと羨望し、どういったわけかやがてその「自分にない部分」に惹かれて好きになってしまう、というパターンが多いです。二次元と三次元を合わせて5回くらいそれをやりました。
あっこの人なんか自分と似てる! 近づこう! 近づいて見てみたら似てるけどなんかちょっと違う! でもそこがいい! ちくしょう悔しい! 羨ましい! 好きだ!! といった感じのノリです。お分かりいただけただろうか。俺もよく分からない。
輝二好きになった理由なんて覚えてねーよ!!! 10年前だぞ!!! 10年前の出来事で鮮明に覚えてるのって九九くらいだぞ!!!!!
昔は、俺の頭の中にある、バンダナもみあげ少年は、「コウジ」だったんですよ。漢字表記を知らなかったから。
作中で一度だけ漢字表記が出たことはあるのですが、俺はなんでか知らんが12歳以前の記憶が殆どなく(多分物心ついてなかっただけだと思います節に一票)、デジモンシリーズの内容を殆ど覚えていないのです。唯一覚えていたのはコウジという名前と、どれだったかの作品で主人公が8月生まれのヒロインが5月生まれということだけ。ちなみにそれは拓也と泉ちゃんのことでした。
ほんとにデジモンの内容覚えてないんですよ。デジモンアドベンチャーに至ってはキャラクターだって半分くらい知らなかった。でも歌はわりと覚えてたんですよね。OPとEDと挿入歌と。最近になってデジモンを観始めるまでそれがデジモンの歌であることは知らなかったのですが。
あれから10年経って、ずっとコウジのことだけは格好いいと思っていて、最近になってまた観始めて改めて惚れ直して、漢字表記を知って、ああ俺もこんなに歳を取ってしまったのか、と思って一人で悲しくなっています。
輝二。輝二。輝二格好いいんですよ。
1話に、拓也とすれ違うシーンで、輝二の束ねた黒髪が風にそよぐ描写があるんですよ。あれが成せる小5生男子は彼だけだと思います。
2話の棒術のシーンはおかしいでしょう、あれは小学生じゃない。高いところから飛び降りて、その辺の金属棒をへし折って、それで敵をゲームキャラの如く薙ぎ払う……。現実味が全くありません。でも格好いいのでゆるします。
だめだこれ一話ずつ追っていくときりがない。
19話のハンバーガー回はただの萌えギャグアニメと化していましたね。輝二の殺人的に爽やかな笑顔が恐ろしいです。恐ろしく美しい顔とかそういうのでなく、恐ろしく怖いんです。だって、明らかに不味いであろう手作りのハンバーガー(殺人兵器)について、自信を持って熱く語ってるんですよ。恐ろしいですよ。俺はそんな輝二を見ながら腹抱えて笑いつつ恐怖に震えていました。
輝二についてしか語ってませんね。仕方ないじゃない好きなんだもの。10年越しの片思いを舐めてはいけない。
デジモンフロンティアは、他のデジモンシリーズに比べるとやはり不人気ですね。
「パートナーデジモンがいない」「人間がデジモンに進化するのが生理的に無理」という理由が多いそうです。あっちこっちのコメント欄がそんな言い草で荒れています。
あと、フロンティアを知らない、デジモンソングメドレーを聞いた人が輝二を見ると「え? 老けてる?」とだいたい驚きます。まぁあれは小学5年生の髪型じゃないし声じゃない。
「パートナーデジモンが戦っている間、人間の子らが見ているだけなのはおかしい」という意見があったからスピリット・エボリューションは生まれたようなものなのに、それを生理的に無理だ、と切り捨てられてしまうのは悲しい気がします。
現に、デジモンシリーズ最低視聴率を記録したフロンティアでデジモンシリーズはいったん幕を閉じて、日曜の朝の時間を他のアニメに譲ることとなります。その後しばらく経ってから新しいシリーズが始まりましたが、制作陣がガラッと変わったのもあって、フロンティア以上に不人気でした。
そりゃあ、パートナーデジモンがいたほうが盛り上がるでしょうけど、パートナーがいることがデジモンシリーズの定義ではないのです。醍醐味ではあったかもしれないけど。
俺はもともと異世界への冒険物・5人組体制が好きだったのもあって、フロンティアのお話がとても好きでした。冒険的要素は他のシリーズに比べると強いと思います。
パートナーデジモンがいなくなったことは確かに大きな損失かもしれませんが、そのぶん新しい魅力が増えているはずなんです。先ほど述べた冒険的要素ですとか、5人組体制ですとか、生き別れの双子が現れるという展開ですとか、おっといけねぇこれネタバレだ。
だから、パートナーがいないんなら観るのやめよう、じゃなくて、何話か観てみて、それでもまったく魅力を感じられなかったら観なくていいよ、と言いたいのです。フロンティアの片鱗しか知らない人には批判されたくない。それこそ先程述べた、「偏見」です。
それから、個人的には、お腐れの方々には引っかかってほしくないです。
べつに観るぶんには構わないのですが、いかんせんキャラが立った登場人物が多いので、キャラ萌えな方々にはあまり近寄ってほしくないというか、獣姦だの近親相姦だのホモセックスだの、品のない話に繋げてほしくないのです。
これだけ輝二について語っておきながらなんですか、キャラ萌えが過ぎる方々は、キャラばっかり見て作品全体を見ていないような気がするのです。そのキャラの出る回しか見ないだとか、そのキャラがボロボロのみっともない姿を晒していれば作品の内容はわりとどうでもいいですとか。そういうのがいやなんです。キャラクターたちに品のないことをさせて楽しむのが好きなくせに、この作品が大好きですって言ってほしくないです。これはデジモンフロンティアだけでなく、すべての創作作品について言えることですが。
仕方ないと言えばそうなんですよねー。声優に竹内順子さんですとか神谷さんですとか鈴村さんですとか小西さんですとか檜山さんですとかいらっしゃるので。まさしくオタクホイホイ。
最後のほう、ちょっと話がずれましたね。
この記事を書きはじめてから2時間が経ったので、そろそろ切り上げようと思います。
あと27話。
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プロフィール
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HN:
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性別:
非公開
職業:
制服界の貴公子(予定)
自己紹介:
●特殊な人種に分類される系の凡人です。
●GIDとTGを行ったり来たりしているセクマイです。
●性癖と思考が偏っています。
●すきなもの
・Sound Horizon / ZABADAK / Serani Poji
・ヤンデレ彼女 / HELL HELL / ボールルームへようこそ / 四月は君の嘘
・アイマス / モバマス
・イケメン女子
・制服
●経歴とか
・現在ニート
・チビハゲブサイクの三重苦
・ぼっち
・マニアック戦隊まにれんじゃー 紫パープル
・創作戦隊ブンガクジャー
ブンガクダークブルー(引退)
・奇想戦隊ストレンジャー
ストレンジムラサキ
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