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村崎は、帰りの駅で元同級生達と遭遇し、話し込んでいたのだった。
すると、村崎は人の気配を感じ、後ろを振り返った。
スーツを着た若い女が壁に――その壁にもたれている男に――話しかけていた。
その時、村崎は嫌な予想を抱いた。
―――――彼らは、……バカップルだ。
その嫌な予感は、当たっていた。
女は耳障りな黄色い声で、楽しそうに相手の男と話している。
それも、…キス出来そうな至近距離で。
それを見て騒ぎ立てる元同級生達を宥めながら、
村崎はわけのわからない羞恥心に見舞われ、顔を赤らめた。
しばらくして、そのバカップル達が歩きだした。
村崎達が逃げるように身を翻すと、そのバカップルは腕を絡めて通りへと出て行った。
遠目でよくは見えなかったが、幸せそうな後ろ姿を見て、彼らは笑っているのだと確信した。
こんな感じである。↓
(byお絵かき共和国 しぃペインター
足をはねさせるな、と女に心の中でつっこみ、
村崎は反射的に呟いていた。
「リア充氏ね☆」 ――――と。
そのような言葉を使うのは性に合わなかったが、 この時ばかりはどうしようもなかった。
元同級生達も氏ねは無いだろうと言いつつ、 その顔に不敵な笑みを浮かべていた。
幸せのさなかにいるスーツ姿の男女。
しかし、彼らの幸福も長くは続かないのだろう。
何故なら、彼らには「リア充滅びろ☆」という、 複数の高校生によって呪われていたのだから……。
…実話です。
彼と彼女の幸福がどうなるかは知りませんが、 99%実話です。ノンフィクションです。
文体がおかしいのは、彼らへの苛立ちのせいです。
目の前でいちゃつくのほんとやめてくれ。
バルスくらいなら受け付けるから、やめてくれ。
愚かな村崎の唯一の願いです。 アナタは…らららーららー……
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プロフィール
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●GIDとTGを行ったり来たりしているセクマイです。
●性癖と思考が偏っています。
●すきなもの
・Sound Horizon / ZABADAK / Serani Poji
・ヤンデレ彼女 / HELL HELL / ボールルームへようこそ / 四月は君の嘘
・アイマス / モバマス
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●経歴とか
・現在ニート
・チビハゲブサイクの三重苦
・ぼっち
・マニアック戦隊まにれんじゃー 紫パープル
・創作戦隊ブンガクジャー
ブンガクダークブルー(引退)
・奇想戦隊ストレンジャー
ストレンジムラサキ
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