高校の入学式でした。
　色々グダグダでした。

　結局知り合いできませんでした。
　まあ初日だし。

　数学の課題が未だに終わっていないのです。



　で、昇降口を出ると大量の先輩方が。
　部活動の勧誘らしいです。
　入る気ねっつの。


　ソフトテニスだとかバレーだとか山岳部だとか
　吹奏楽だとか硬式テニスだとかバレーだとかソフトテニスだとか。
　ソフト（ｒｙとバレーは同じチラシを２枚もらいました。イラッ☆

　で、先輩方は、我先に！とばかり向かってくるので、
　はっきり言って怖いです。
　というか、俺が昇降口一番に出たのがまずかったのか。

　最後のほうは走って逃げたので、バスケ部とかあるかは知りません。


　その後、ひとりになったところでチラシたちをゆっくり眺めてみる。

　『文学部 部活動紹介』なるものを発見。

　文学か。俺には向かないなと思いつつチラシの中を見て、飛び込んできた文字。
　
　『創作戦隊ブンガクジャー！
　　文学部こと創作戦隊ブンガクジャーは、
　　自分の世界をつくるため、日々戦うのだ！』

　創作戦隊…ブンガクジャー…

　何それ素敵。

　高校生でレンジャーものやってる～なんて批難しないよ！
　だって俺まにあっくれんじゃーだし！
　むしろ素敵！れんじゃーかっこいいひゃっほう！

　ていうか、戦う目的が「自分の世界をつくるため」とか、
　かっこよすぎだろおい!!　っはあ!!!
　
　はい、テンション下げようね。

　そのチラシ（パンフ）をじっくり見てみると…
　（以下、パンフより抜粋。超省略した）
　ブンガクレッド「（部長）ツッコミも冴えている。しかし実態は腐じ…ゴニョゴニョ」
　仮面ライダーピンク「本人の希望によりライダー化」
　ブンガクブラック「ポロリと見せるそのクーデレっぷりに鼻血を噴いて萌え殺される部員は多い」
　ブンガクホワイト「あとがきで彼女募集したこともあった」
　ブンガクイエロー「好きな駄菓子は甘いか太郎」
　ブンガクグリーン「ある意味不憫な奴」
　ブンガクブルー「突然変身ポーズをとることもあるので部屋を明るくして離れて見た方がいいかもしれない」
 

　なにこれ超素敵。

　ていうか、パープル空いてんじゃんwww
　ペンネームが「紫苑」て人はいたけどな。

　文学部に逝って行ってみたい……!!

　とか思ったのだが、俺には文才というものがない。

　だって、国語の「書く能力」でＣしかとったこと無いよ！
　読書感想文はあらすじ写さないけど本文写してるよ！
　ていうか抑も、本なんかめったに読まないよ！
　ついでにいうと、エッセイなら頑張れば書けるよ！
　どうにか死ぬ気でやったところでギャグにしかならないよ！

　「初心者だってＯＫ」的なこと書いてあるけどさぁ……。
　乗り込んでみようかな。
　「初心者いいって書いたのはてめえらだろ!!」とか…
　それはだめだ。入学したての１年生だぞ俺は。

　でもさ、ダメもとでも、行かなかったら絶対後悔すると思う。
　ダメだったら、帰宅部になるだけだし。
　入って嫌になったら辞めればいいんだし。

　明日、基地（部活動ルーム）行ってみようかな。
　ていうか、２日目でオリエンテーションもしてないのに
　見学なんかしていいのかな。



　そして、最大の論点は、
　「レンジャーものはかけ持ちできるのか」
　ということである。（ぇ

　兼部はアリらしいけど、兼レンジャーなんて聞いたこと無いよ…


　とりあえず、明日行ってみるわ。
　断られませんよーに！