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こないだあったノンフィクションの出来事を小説っぽく書いていたら、
薔薇の香りがしてきてしまった。
載せたいんだけどさ、なんかねえ。
限定公開のモードにすると、全部にパス掛かっちゃうしなぁ。
不便です。
まあいいや。
その薔薇のかほりの小説まがいは追記に載せるよ。
この頃時間無いなぁ。色々やらなあかんこともあるし勉強やばいし。
今朝は晴れていたというのに、ひどい土砂降りだった。
そんな大雨だというのに、僕は傘を忘れてしまった。ぱんぱんに膨れたバッグにも、折り畳みの傘は入っていない。僕は軽く舌打ちをすると、昇降口を出た。
「なんだ、傘無いの? 入る?」そうやって声をかけてきたのは、先輩だった。先輩の誘いを断るのもなんだし、何よりこの雨の中を傘なしで帰るのは無理だったので、僕は首を縦に振った。
僕と先輩の部活は、毎日全員で下校するのが恒例だった。先輩はいつも他の先輩達と話してるし、先輩はいつも自転車通学だったから、駅の前で別れてしまい、話す時間はほとんど無かった。だから今日は、内心嬉しかった。先輩と電車に乗れるし、同じ傘の中で話せるから。
「後輩と相合い傘だ」先輩はそう笑って、傘を広げた。
それにしても雨がひどい。靴が気持ち悪い音を立てる。その雨はいつも陽気な先輩をも憂鬱にさせたようで、先輩は
「彼女、欲しーなぁ……」と呟いていた。いかにもだるそうな声だ。僕は笑いながら、
「それ、こないだも言ってませんでした?」と返した。
ここのところ、僕と先輩は仲が良かった。
先輩は、「いい感じ」の人だった。ちょっと変わってて、ちょっと女好きだったけれど。でも、話しかけやすくて、色々と気負わずに喋ることが出来た。初対面の時、ひどく人見知りな僕も話せる相手だった。
それに、一緒にいて楽しかった。
気負わないで話せるのは、僕と身長が変わらないかなあ? なんてことを考えていて、気づいたら、会話が止まっていた。その会話とは裏腹に、雨は一向に止む気配を見せない。
「雨、止まないですね」僕が呟く。
「……んー」気怠そうに先輩が返す。先輩の口からは幾度もため息が漏れ、先輩の長い髪からは雨の雫が落ちた。
ふたりで入るのにはその傘は狭すぎて、僕は右肩を、先輩はその髪と左肩を濡らして歩いていた。
ば、薔薇じゃないかんね!
書いてたらそれっぽい香りがしちゃってるだけだから!
寧ろ薔薇って書けねえ。百合の方がやりやすい。
え、原稿仕上げろって?
こっ、これからやろうとしてたんだよばかぁ!
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プロフィール
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●GIDとTGを行ったり来たりしているセクマイです。
●性癖と思考が偏っています。
●すきなもの
・Sound Horizon / ZABADAK / Serani Poji
・ヤンデレ彼女 / HELL HELL / ボールルームへようこそ / 四月は君の嘘
・アイマス / モバマス
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・制服
●経歴とか
・現在ニート
・チビハゲブサイクの三重苦
・ぼっち
・マニアック戦隊まにれんじゃー 紫パープル
・創作戦隊ブンガクジャー
ブンガクダークブルー(引退)
・奇想戦隊ストレンジャー
ストレンジムラサキ
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